中学受験(中高一貫校)
上の娘が中学受験した。
結果は全勝でホントによかったものの,小学生の彼女としてはかなりしんどかったのではないかと思う。
親としても合格発表のときは久しぶりにドキドキして発表時刻を待った。
小5の終わりに急に「塾にいきたい」と言い始めた。
学校の成績は悪くはないし,まさか中学受験することになるとは思ってもおらず,周りの友達が塾通っているのをみて自分も通いたくなったのかな・・と思っていた。
まずは体験も兼ねて春期講習に申し込んだ。
入塾テストみたいなものがあり,弱点を中心に個別指導するカタチから始まった。
特に嫌な様子は見せず,2週間の春期講習が終了した。
そうなるとそのまま継続して塾に通うということになる。
学力強化コースに申し込むんだろうと思い,申込用紙に記載していると,なにか言いたそうな顔でこちらを見ている。
「中学受験コースに通いたい」
・・えっ?!・・,とこちらも一瞬戸惑ったが,どうやら本気らしい。
わが県の中学受験(中高一貫公立校)は,いわゆる国・算・理・社の科目別の問題ではなく,適正1(算数・理科系)と適正2(国語・社会系)で構成されることを知る。
まあ,考える力がついていいかな・・という思いもあり,中学受験コースに通わせることにした。
月1回の頻度で模試が行われる。
コロナ禍なので自宅で模試を受験する。
はじめは要領がわからず,時間内に解答することができなかったようだ。
夏休みに入ると夏期講習が始まった。
さらに集中的に勉強するためのコースに半ば強制的に出席することとなる。
1日10時間みっちり勉強する×2日間のコースに行った。
「必勝」はちまきを頭に巻いてがんばったようだ。
秋になっても塾通いは続く。
このころの合格判定はCかD。合格圏内にはなかなか届かない。
あとから聞いた話によると,11月の模試の結果がE判定だったらしく,この結果はだれにも(親に)見せず隠し持っていたらしい。
本命の合格発表の日に告白してきた。
12月から私立中の受験が始まった。
適性試験の形式で面接もあるため,あくまでも本命の試験の練習として受けさせることにしていた。
一緒に受験会場まで連れ添った。
緊張しているようだった(本人は全然緊張しなかったよと話していたが)。
12月中に2校の結果が届く。両校とも合格だった。
練習のつもりだったので,辞退届を提出しようと準備していた。
単身赴任中で帰省した際,なにか言いたそうな顔をしている。
夜中に1階に下りてきて,つぶやかれる。
「私立にいきたい・・」
いろいろ考えてみる。
本命がダメだった場合でも中高一貫に通わせるメリット
大学の進学実績,可能性
通学の大変さ
もちろん我が家の経済的に成り立つかどうか・・
翌日,私立には通わせられないと伝えた。
ふたりの娘の学費は貯めているが,使うのはここではないと考えたことを話した。
娘は大泣きした。
複雑な気持ちで単身赴任先に戻った。
納得したのかどうかわからないが,1週間経つと笑顔がでてきたようだ。
冬休みになると一気に受験モードが強まってきた。
冬期講習+塾での自習で朝から夕方まで勉強していた。
正月は少しゆっくりしていたが,すぐに勉強モードでがんばっていた。
見ているこちらもだんだん緊張してきた。
過去問を解いていたが,100点とれた過去問もあったようで,本番100点だったらイヤリング買って欲しいと言っていた。
1月の試験当日,一緒に学校までいった。
寒さのなか会場が開くまで一緒に待った。
「がんばってこい」と送り出した。
本人は振り返って手を振って会場に入っていった。
試験終わりの時間に迎えにいくと,ほっとした顔で走ってきた。
適正1が難しかったとか,社会の問題で解答した県の特徴等を話しながら帰宅した。
夕飯はみんなで久しぶりにとんかつを食べにいった。
合格発表の日,職場のPCで発表時間を待った。
自分の大学受験のときのようにドキドキした。
合格者番号の一覧PDFがアップされ,娘の受験番号を発見した。
妻にLINEで伝えた。
ほっとしたようだ。
当日には紙の合格通知も届いたようだ。
本人も飛び上がるほど喜んでいたらしい。
(私立に行きたいと言ってたのはなんだったのだろうのか・・w)
ただ,100点ではなかったらしくイヤリング買ってもらえないことがくやしいらしい。
・・ということで,いまは制服の採寸したり,通学に使う自転車を選んだりしている。
入学までの様子はまたこれから書くこととする。
2023年ブログはじめてみようと思います
2023年1月 ブログをはじめます。
自己紹介
属性:40代おじさん
職業:サラリーマン(技術職)
現在:出身地の近くで単身赴任中
日常考えたこと,仕事のこと,単身赴任中の生活,読書のこと,勉強のこと,これまでのこと,今後のこと・・等を綴っていければと思ってます。